チェーンソーの刃は目立てで切れ味回復!

チェーンソー(チェンソー)の刃は消耗品ですが、
目立てを行うことで切れ味を回復させ、長く使うことが可能です。
しかし、目立てを上手に行うにはある程度の経験が必要となります。
そこで、初心者でも適切にできる目立ての方法を解説します。
チェーンソー(チェンソー)の目立てについて
チェーンソー(チェンソー)の目立てとは、チェーンソー(チェンソー)の上刃と横刃をヤスリでしっかり研ぐことです。
上刃、横刃ともに切削角が約60度に仕上がるように研いでいきます。
目立ては、切れ味が悪くなったり、給油2~3回ごとに行いますが、使用頻度により行う回数は変わります。
小石や金属にチェーンソー(チェンソー)の刃を当てた場合は、その都度目立てが必要です。
チェーンソー(チェンソー)の目立ての準備
チェーンソー(チェンソー)の目立てに使う道具などを準備します。
ヤスリ
チェーンソー(チェンソー)の目立てに使うヤスリを準備しましょう。
チェーンソー(チェンソー)を購入した際に付属品としてついているものや、チェーンソー・ヤスリを用意してください。
丸ヤスリは、チェーンソー(チェンソー)の刃に合わせて40mm、47mm、55mmの3種類の丸ヤスリがあり、
一般的な中型や小型のチェーンソー(チェンソー)の場合40mmの丸ヤスリを使います。
さらに、デプスを削るための平ヤスリも準備しましょう。
ヤスリを使うポイントは、ヤスリの目をつぶさないこと。
力を入れすぎないように使うのがコツです。
削りカスはこまめに落としてください。
ヤスリも消耗品。
切れ味が落ちたら交換しましょう。
その他
ウエス(布切れ)、マジックペン、手を守るための手袋があると便利です。
初心者にもできる簡単なチェーンソー(チェンソー)の目立ての方法
目立ての中でも比較的簡単に行えるのが、丸ヤスリを数回チェーンソー(チェンソー)の刃に当てて、切れ味を回復する方法です。
この方法のポイントは、ヤスリをかける方向を一定にすること。
大きな失敗をすることがなく、ある程度の切れ味を維持することができます。
チェーンソー(チェンソー)を固定する
最初に目立てをする刃にマジックペンで印をつけ、刃についている油汚れなどをウエスで落とします。
チェーンをしっかりと張り、固定器具を使うか、腕に抱え込んでしっかり固定してください。
チェーンソー(チェンソー)の刃にヤスリを当てる
目立てをするチェーンソー(チェンソー)の刃の、木材を切る部分にヤスリを当てます。
刃を上から見たとき約30度の角度になるようにヤスリを2、3回当ててください。
ヤスリは手首を固定して肘で押す感覚で当てます。
ギコギコと前後に往復させないように注意しましょう。
刃にヤスリを密着させ押し出すように研いでください。
ただし、目立てに慣れていない場合、刃の固定がしっかりできないときは、手前に引く削りかたもあります。
中級者向けチェーンソー(チェンソー)の目立て
初級者向けでご紹介した、目立ての方法はそこそこの切れ味を維持するためのもの。
ヤスリを当てる角度が正確に出ていないため、刃の切れ味に限界がでてきます。
チェーンソー(チェンソー)の使用頻度が多い場合は、目立てゲージの使用がおすすめです。
ヤスリを当てる角度が刻印されているので、正確にチェーンソー(チェンソー)の刃を研ぐこができ、切れ味を均一に保つことができます。
さらに、チェーンソー(チェンソー)の刃は、目立てにより短くなるため適正な高低差を維持するため、デプスゲージで調整する必要があります。
目立てを5回から10回行い、1回程度の頻度で実施するのが一般的です。
チェーンソー(チェンソー)の目立てで甦る切れ味!
チェーンソー(チェンソー)の刃は消耗品といえども目立てにより、長く使うことができます。
見よう見まねでヤスリを数回刃に当てるだけでも、驚くほど切れ味が回復します。
初心者の方でも経験を重ねることで正確な見立てができるようになり、
チェーンソー(チェンソー)を最高の状態で使い続けることができるでしょう。
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