高圧洗浄機の急なトラブル。
メーカーや販売店に修理を依頼する前に、ちょっとした確認でなおる場合があります。
自分でできる高圧洗浄機の修理方法とは？
症状別に対処法などをご紹介します。

高圧洗浄機の症状別修理法

高圧洗浄機が故障は、症状によって対処法がさまざまあります。
故障の状態を確認することで適切な修理を自分で行うことができることがあり、
不必要な修理代の出費を防ぐことができます。
症状別に修理法を簡単に解説します。

エンジン式高圧洗浄機のエンジンがかからない

エンジン式高圧洗浄機のエンジンがかからない場合の修理方法をご紹介します。

高圧洗浄機の燃料に原因がある場合の修理

原因として燃料タンクに水が混入している可能性があります。
水がキャブレターに入るとエンジンを始動することができません。
水の混入がある場合、燃料タンクを清掃してください。

また、ガソリンが古いとエンジンが始動しにくい場合があります。
燃料コックを開いて、古いガソリンをすべて抜いて新しいガソリンを入れてください。
キャブレターも、燃料ドレンバルブを開いて水や古いガソリンを抜いてください。

高圧洗浄機の点火プラグが原因の修理

点火プラグが汚れていると、エンジンが始動できません。
プラグを外して電極とネジの部分に付着したカーボンを、ワイヤーブラシで落としてください。
また、点火プラグの隙間（火花ギャップ）が広がっていたり、狭くなっているとエンジンがかからない場合も。
規定の隙間を保つよう点検しましょう。

高圧洗浄機のエアクリーナーの目詰まりが原因の修理

エアクリーナーが汚れていると、エンジンの始動ができなくなる場合があります。
汚れたスポンジはガソリンで洗い乾燥させます。
ろ紙エレメント部分はゴミやホコリを軽く叩いて落としてください。
汚れが落ちない場合は交換しましょう。

モーター式高圧洗浄機のトラブル

高圧洗浄機の電源スイッチを入れてもモーターが起動しない場合は、ブレーカーを確認してください。
また、水道から給水している場合は、電源スイッチだけ入れてもモーターが起動しない場合があります。
製品によっては、トリガーガンのレバーを握ることでモーターが作動するものもあるので、 使用方法を確認しましょう。

高圧洗浄機のモーターの回転が不規則になる修理

高圧洗浄機のモーターの回転が不規則になる場合、ノズルの詰まりが考えられます。
ノズルのゴミなどを取りのぞき、水で洗い流してください。

ホースの接続部分の水漏れが原因の場合は、接続部分のOリングを交換します。
また、延長コードを使用する場合は製品の規格にあったコードを、完全に伸ばした状態で使用してください。

高圧洗浄機のノズルから水が出ない場合の修理

高圧洗浄機のノズルから水が出ない場合、原因がいくつか考えられます。

高圧洗浄機本体とホースの接続の不具合

高圧洗浄機の本体とホースを繋ぐ部分のカップリングが、しっかりと差し込んでいないと水が出ない場合があります。
ホースの接続は確実に行なってください。

高圧洗浄機のフィルターの詰まりの修理

高圧洗浄機の給水口のフィルターが詰まっている場合は、フィルターを外して流水できれいにに洗い流してください。

高圧洗浄機のノズルの詰まり

ジェットノズルが詰まっている場合は、 トリガーガンからノズルを外して
穴に詰まったゴミを取り除き内部をしっかりと洗浄してください。
汚れがひどい時は交換をおすすめします。

高圧洗浄機の故障かなと思ったら、修理の前に確認

高圧洗浄機が故障したときは修理に出す前に症状を確認してみましょう。
自分で修理できる場合がかなりあります。
しかし 自分で修理ができない場合は、メーカーや販売店に依頼することになります。
購入の際に、保証期間などを確認しておくことが大切です。

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