高圧洗浄機で洗剤を使うことで、油汚れなどのさまざまな汚れを効果的に落とすことができます。
使用状況や目的に合った洗剤の選び方など、高圧洗浄機での洗剤の使い方のポイントをご紹介します。

高圧洗浄機のタイプ別洗剤の使い方

高圧洗浄機で洗剤を使う場合、高圧洗浄機のタイプによって使い方が異なります。

洗剤吸引ホース付き

ケルヒャーのK2.021やK2.250などのように、高圧洗浄機本体に吸引機能がありホースが付いているタイプ。
ホースの先端についているフィルターが、洗剤の容器の底につくようにセットします。
洗剤に対応したノズルなどをホースに取り付け使用してください。

洗剤タンク付き

高圧洗浄機に洗剤用のタンクが付いている場合は、洗剤をタンクに入れ洗剤用ノズルで散布してください。
ケルヒャーのK2クラシックプラスなどの製品があります。

洗剤タンク・ホースなし

洗浄機本体に洗剤タンクや吸引機能やホースがない場合は、
フォームノズルなど洗剤タンクと洗剤用ノズルが一体になった洗浄ノズルを使います。

高圧洗浄機で洗剤を使用する際の注意点

高圧洗浄機で洗剤を使用する場合、どのような点に注意したらよいのでしょうか。

中性洗剤を使う

洗剤タンク付きや吸引タイプのように、洗浄機内部を洗剤が流れるタイプは、
洗剤の種類によっては故障につながる場合があるので、中性洗剤を使用することをおすすめします。

決められた濃度をまもる

洗剤の希釈率など指定された濃度をまもることも、故障の防止につながります。
また、洗剤は低圧で散布されるので、散布後は高圧の水で洗剤を洗い流してください。

高圧洗浄機用の洗剤の種類

高圧洗浄機用の洗剤は、さまざまな種類がありそれぞれの用途に応じて製造されています。
自分の用途に合った洗剤を選ぶことで、高圧洗浄機の性能をさらに引きき出すことができるでしょう。

自動車の洗車にピッタリな洗剤

一般的にカーシャンプーと呼ばれる洗剤。
ボディやホイールの油汚れ落とし、ワックス効果がある洗剤、自動車の下回り腐食防止効果のある洗剤など、
さまざまな商品が販売されています。
さらに、ホイール、虫取り、ガラス専用のクリーナーも合わせて使用すると洗浄効果も一段とアップするでしょう。

木材・石材などの洗剤

玄関や外壁の石材の油性の汚れや苔などを取り除くのに使用。
石材の表面を保護し美しく保ちます。
木材用は弱アルカリ性で、汚れを素早く落とすとともに紫外線による黒ずみや汚れを防ぎ、
木材表面を保護することでウッドデッキなどを長期間安心して使用できるでしょう。

業務用洗剤

業務用高圧洗浄機用の洗剤は、幅広い汚れに対応し、泡が粘り強く付着することで汚れを効率的に落とします。
工場の床や壁、自動車のボディ、エンジンルームなどさまざまな用途に対応することが可能。
油に強いアルカリ性洗剤の種類が多いのも特徴です。

高圧洗浄機は洗剤を使って潜在能力を発揮！

高圧洗浄機は水の水圧で汚れを落としますが、
水だけでは落ちない油汚れなども洗剤の力を借りて効果的に落とすことが可能。
使用する高圧洗浄機と使用状況に応じた適切な洗剤を使うことで洗浄作業が効率的にはかどります。

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