草刈機は軽量化などによって、今では家庭でも使われるようになりました。
ただし種類によって用途の向き・不向きがあるのも事実です。
今回は、草刈機のタイプ別の特徴をまとめました。
今後の草刈機の導入検討のご参考にどうぞ。
草刈機の種類
草刈機とはシャフト(軸)の先につけられた刈刃を回転させて、文字どおり草を刈って払うための機械です。
ガソリンで動くエンジン式と電気で動く電動式の2種類に分けられますが、
一般的にはエンジン式の方がパワーがあり、構造も複雑なことから価格も高めになっています。
エンジン式草刈機の特徴
草刈機の標準がこのタイプで、燃料はガソリンまたは混合燃料(ガソリン+オイル)を使用します。
作業中はそれなりの騒音を出しますが、やはりパワーがあるのが魅力。
広範囲の作業や山の野草などの刈り取りではエンジン式が最適でしょう。
燃料を燃焼する処理工程の方式によって「2サイクル」と「4サイクル」の2種類に分かれます。
2サイクル式草刈機
混合燃料を使用。
構造が簡単なために小型・軽量化しやすく、強いパワーが得られます。
4サイクル式草刈機
ガソリンのみを燃料とするため、燃費が良く、排気ガス中の不純物が少ないのが特徴です。
電動式草刈機の特徴
電器で動くタイプの草刈機です。
いちばんの特徴はエンジン駆動ではないため、作業中の音が静かであること。
本体重量もエンジン式草刈機(4~5kg)にくらべて1~3kgと軽量化されたこともあって、住宅地での普及も進みました。
エンジンの手入れが不要ですからメンテナンスも楽です。
反面、パワーの面では劣ることとなり、農業での本格的な使用には物足りない機種も多いです。
バッテリー式(充電式)草刈機
「ワイヤレス式」ともいわれるように、電源コードがありません。
動作が制約されないというのはかなり快適ですが、使用時間に限りがあるのはしかたのないところ。
連続稼働時間は30~60分間くらいが平均のようです。
交換用に予備のバッテリーを用意しておくのがコツとなります。
交流式(コード式)草刈機
電源コードで電気を供給するタイプ。
行動範囲が限られるものの、パワー不足や動作時間などのバッテリー式の欠点をカバーしてくれます。
草刈機のハンドルの形状
ハンドル(持ち手)にも注目しましょう。
形状によって草刈機の使い勝手や用途が異なってきます。
両手ハンドル式草刈機
「Uハンドル」「角(つの)ハンドル」との名称もあり。
両手でハンドルを持って腰を中心に左右に振ることで、広範囲の刈り取りが可能です。
ループハンドル式草刈機
ハンドルがループ(輪)状になっています。
片手でループを握ることで前後方向での操作が楽です。
ツーグリップ式草刈機
グリップがシャフトに付いていて、ハンドルはありません。
直接シャフトを握って操作しますので、細かいコントロールが可能となります。
草刈機は用途を見極めて選びましょう
それぞれどの種類も一長一短あって迷うところかもしれません。
住宅地での使用なら騒音が問題となるため電動式、
農地や山間部での広範囲の作業となると、効率優先でエンジン式ということは間違いないでしょう。
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