エンジンポンプの上手な選び方

草刈機について調べてみる

草刈機は、刈りたい草や場所に応じ、駆動方式、刃、ハンドル形状、排気量などを選ぶ必要があります。目的に沿った草刈機を使用することで、作業がより安全で効率的に行えるようになります。まずは、どのような草刈機があって、どのような特徴があるのかをご紹介します。

草刈機の特徴は?

■ 動力別

充電式草刈機

  • 重量が軽く、メンテナンスが簡単、作業音も静か
  • 長時間の作業は難しく、ハイパワーでの出力は不可

草の種類、バッテリー容量、作業場所

エンジン式に比べ圧倒的な手軽さが魅力の充電式草刈機!エンジンとは違いガソリンやオイルを準備しなくても充電だけで使用でき、始動もリコイルを引っ張る事無くスイッチ一つで草刈スタート。動力がバッテリーのため、音も静かで、長期間使用しない場合にガソリンを抜いたり、オイルを補充したりしなくてもいいので、メンテナンスの手間が少ないのも魅力です。現状高出力のものはありませんが、家庭や農園で使用する分には十分なパワーを発揮してくれます。

エンジン式草刈機

  • 比較的低価格、様々な状況に合わせた豊富なラインナップ
  • メンテナンスに手間がかかる、作業音がうるさい

草の種類、作業場所、価格

充電式と比べ、比較的低価格で入手ができます。連続作業可能時間も長く、広範囲での草刈りも可能。エンジンの駆動方式や、排気量も様々で、庭先から林業まで多種多様の状況に即した草刈機が用意されています。メンテナンスに手間はかかりますが、しっかりとメンテナンスをして利用すれば、長く使うことができます。重量が重いものが多いため、作業場所や作業時間を把握し、使用用途に即したものをお選びください。

■ 排気量(パワー)別

21ccクラス

軽くて扱いやすい!エンジン草刈機の初心者や女性の方にもおすすめ!
  • 価格帯:1万円〜3万円
  • 重量:3kg〜4kg

価格帯もお手頃な物が多く充初めての草刈りこのクラスがおすすめ。充電式よりも長時間の運転が出来るのもエンジン式の魅力。一般のご家庭や公園、グラウンドなどでご利用いただけます。軽量なので畦道といった不安定な足場でも活躍し、小規模な農地でも十分な力を発揮してくれます。エンジン式の中では比較的安価で、プロ向けの様に日々の長時間作業に耐えうる設計ではございませんので無理な運用は禁物です。

23ccクラス

軽さとパワーのバランスが丁度良い!使用用途も一気に広がります!
  • 価格帯:4万円〜5万円
  • 重量:4kg〜4.5kg

重量とパワーのバランスがとれた使いやすいクラス!23ccクラスからは腰丈の草も楽に刈れ、また多少茎のかたい植物も刈れるので活躍の場も一気に広がります。農業用としての利用や、施設周辺の緑地管理としても使用でき、幅広く草刈りを」行う人や、長く使用していきたい人におすすめです。低価格帯のクラスと比べ比較的部品も良いものが使われ、適切な保管方法やメンテナンスを怠らなければ長らくご使用できます。

26ccクラス

背丈の草もスイスイ刈れる!ナイロンカッターとも相性抜群!
  • 価格帯:5万円〜6万円
  • 重量:4.5kg〜6.5kg

日常的に草刈をおこなう農業用や林業などセミプロ〜プロにおすすめのクラスです!専門分野に特化した草刈機も増え、背負式の草刈機、ジュラルミンを使用し軽さに特化したもの、4サイクルエンジンを搭載した草刈機もこのクラスからになります。また、刈り刃よりも動力への負担が高いナイロンカッターもこのクラスの排気量だと扱いやすいです。価格帯も高価になってくるので、しっかりと自分に合ったものを選び、長らくご愛用いただければと思います。

30ccクラス

笹や大草刈りに!日常的に使うプロ仕様!山林で使うならこのクラス!
  • 価格帯:5万円〜6万円
  • 重量:4.5kg〜6.5kg

プロ仕様の製品が多く、中には40ccを超える大パワーを持った草刈機や、経年劣化による消耗品が少ないフロート式キャブを使用したものなど、高耐久・高効率で作業が出来るハイパワー設計のクラスです。プロ用草刈機は修理しながら繰り返し使うことを想定されており、使用後のメンテナンスは前提となっておりますので、草刈機初心者には不向きな製品が多いです。刈払機の使用方法としては最もハードな山林や、地拵えで使用するプロモデルが取り揃えてあります。

※ 当表は参考であり、すべての草刈機に該当するとは限りません。詳細は草刈機個体の仕様表をご確認ください。

ハンドル形状や持ち方で何が違うの?

草刈機には、草刈りの状況に応じたハンドルや、持ち方があります。ここでは、ハンドル形状や持ち方によって何が違うのか説明させていただいております。

■ ハンドル形状別

両手(U)ハンドル

  • 負担が少なく、安全
  • 重く、角度をつけにくい

一般的に草刈機といえばこれです。草刈機の重量を肩で支えるので、負担が少なく、振り回しも楽に行えます。主に平地に向いており急な斜面での作業には適しておりません。振動も少なく、初めて草刈機をご購入される方はこちらがおすすめです。

ループハンドル

  • 平坦地、傾斜地両方〇
  • 刈刃が近くなり、危険

ループハンドルと棹を手で持ち、本体の重量を腕で支え作業を行うタイプになります。ハンドルの握り位置で角度を変え安定させやすいため、より傾斜地などの作業に向いています。ハンドルを握る分刈刃が近くなるためより注意が必要です。

2グリップハンドル

  • 平坦地、傾斜地両方〇
  • 刈刃が近くなり、危険

棹にグリップ(ハンドル)がついており、棹自体を手で持ち、本体の重量を腕で支え作業を行うタイプになります。持ち肩によって角度を安定させやすいため、傾斜地などの作業に向いています。棹を握る分刈刃が近くなるためより注意が必要です。

バーハンドル

  • 振動が手に伝わりにくい
  • 重く、角度をつけにくい

一部のメーカーが生産している、特殊なハンドル形状です。右手で後ろのバーを、左手で前のバーを持ち作業を行います。水平に構えやすいので、平坦地には適している反面、角度をつけることが難しいため、傾斜地での作業には適しておりません。

■ 持ち方別

肩掛式草刈機

  • 体と刈刃の距離が一定で、刈りやすい
  • 肩のみで背負うので、負担が偏る

一般的に草刈機といえばほぼこの持ち方に分類されます。シャフト(動力を伝えるための回転軸)が固定されているので、体と刈刃の距離を保ちやすく、綺麗に刈り取れ、比較的安全に作業が行えます。その反面、小回りが不得手なので、障害物の多い場所や、傾斜が急な場所での作業は難しいです。また、肩に掛けて使用するので、負担が肩のみに集中するので、長時間作業での負担が偏ってしまいます。

背負式草刈機

  • 刈刃部分が軽く、負担も少ない
  • 刈刃がフレキシブルのため危険

シャフト(動力を伝えるための回転軸)の固定がないため、刈刃を自由に動かし、小回りを利かせながら作業ができます。障害物が多かったり、急な斜面での作業で大活躍します。その反面、刈刃が足元まで容易に動かせるので、足を切ったりする事故が起きる確率が高いです。負担が少ないため、使用してみたくはなりますが、草刈機の使用に慣れた方向けとなっております。

手押式草刈機

  • 手で押すだけなので、負担がほぼない
  • 狭い範囲での使用はできない

ある一定のメーカーからのみ販売されている特殊なタイプの持ち方です。車輪がついており、自重がほぼそこで支えられているので負担は一番少ないです。値段が少々高いですが、初めての方にもお勧めできます。広い範囲や長時間の作業にもぴったりです。本体が大きいため、急な斜面や、狭い範囲では使用ができませんので、ご注意ください。

※ 当表は参考であり、すべての草刈機に該当するとは限りません。詳細は草刈機個体の仕様表をご確認ください。

2サイクルと4サイクルの違いは?

■ 2サイクルエンジンと4サイクルエンジンの違い

エンジン式草刈機には、2サイクル、2ストローク、4サイクル、4ストロークといった表記があります。
これは何かと言うと、草刈機のエンジンがどのような動きで動力として稼働しているのかを表しており,ランニングコストや耐久性など様々な面で違いがあります。
”ストローク”や”サイクル”というのは言い回しが違うというだけで、基本的には同じ意味となりますので、ここでは”サイクル”を基本とし説明していきます。
エンジンが「動力」を生み出すには、燃料を「爆発(燃焼)」させ、そのエネルギーを「動力」に変換しなければなりません。その変換までの工程の違いが2サイクルと4サイクルの違いとなります。
変換の工程は、大きく分けると「吸気」→「圧縮」→「爆発(燃焼)」→「排気」の4工程となっており、「吸気」と「圧縮」を1工程、「爆発(燃焼)」と「排気」を1工程で行い、計2工程でエネルギーを変換をするのが2サイクル、それぞれをバラバラに行い、4工程でエネルギーを変換するのが4サイクルとなります。
また、エンジンの構造自体も大きく異なるため、燃料についても違いがあります。2サイクルには、エンジンの焼き付きを防止するためのエンジンオイル部分が搭載されていないため、燃料に直接オイルを混ぜ、注入することで、潤滑油の役割をしてもらい、焼き付きを防止しております。そのため、2サイクルに燃料を補充する前に、「混合燃料(混合油、混合ガソリン)」を作成しなければなりません。燃料やオイルによって混ぜる割合(50:1など)は様々ですが、必ず使用する燃料や草刈機に記載がありますので、間違いないよう混ぜ、使用しましょう。また、最初から混合燃料として販売されている燃料もあります。一方4サイクルには、エンジンオイル部分が搭載されているため、燃料とは別に草刈機に合ったオイルを注入し、燃料を補充し使用します。ただ、オイルには2サイクル用と4サイクル用があるので注意が必要です。

燃料

燃料

■ それぞれのエンジンの特徴

2サイクルエンジンと、4サイクルエンジンにはそれぞれに特徴があり、性能も大きく変わるため、違いを把握したうえで、自分に最適なものを選ぶ必要があります。ここでは、それぞれの特徴を紹介します。

  •  
  • メリット
  • デメリット
2サイクルエンジン
・エンジンの構造が簡単なため、故障しにくく故障時の修理費や、販売価格が安価
・4サイクルに比べ、重量が軽く、長時間作業に向いている。
燃費(燃焼効率)が悪い。
・混合燃料を使用するため、ランニングコストが高くなりやすい。※使用する燃料による。
・4サイクルに比べ、出力が安定しないため、振動が大きく作動音も大きい。
4サイクルエンジン
燃費(燃焼効率)が良い。
・2サイクルに比べ、振動が少なく、作動音も若干ではあるが静か
安定したパワーが出力できる。
・エンジン構造が複雑なため、重量が重く、販売価格が高め。

刃にも違いがあるの?

■ 刃について

草刈機の刈刃には大きく分けて、「チップソー」「金属刃」「ナイロンコード」の3種類が存在します。それぞれに特徴があり、状況にあった刃を選ぶ必要があります。ここでは、「チップソー」と「金属刃」の特徴を説明いたします。

チップソー

  • 種類がたくさんあるため、オールマイティーに活躍する
  • とくになし

一般的に草刈り機といえば、鋸刃の先端に金属片がついたこのチップソーが主流となっています。特にこだわりがない場合は、これを選んでおけば間違いありません。刃の直径が230mmと255mmの主に2種類となっております。直径が大きければ作業効率は上がりますが、その分抵抗も大きくなるため、排気量が低い草刈り機には小さい直径のものが推奨されていることが多いです。また、刃の数にもよって特徴が異なるため、様々な場面に合わせ、たくさんの種類の刃が存在します。

金属刃

  • 障害物のない広範囲の草刈りに適しており、摩耗が少ない
  • 固いものにあたった時の反動が大きいため危険が伴う

チップソーから金属片を取り、刃数を減らしたものが金属刃になります。2〜8枚刃が主流で、刃数が少ないほど広範囲を刈るのに適していますが、2枚刃は自治体によっては使用が禁止されている場合もありますので注意が必要です。また障害物に当たった時の反動がかなり大きいため、障害物がないとわかっている場所での使用に限られます。その反面、刃が丈夫なため、チップソーにくらべ交換頻度は低く、ランニングコストが抑えられます。草刈りの頻度が高く使用に慣れた方にお勧めの刃です。

■ チップソーについて

先で説明したように、チップソーは「サイズ」や「刃数」によって特徴が大きく変わるため、様々な場面で最大の作業効率が望めます。自分の草刈りの状況にあったチップソーを選び、作業効率の向上を目指しましょう。ただし、個人の使用感によって変わることもございますので、実際に使用し、刃を変える際に試しながらあったものを探すのが一番の理想です。

刃が小さく軽いので、草刈機への抵抗は少ない反面、刈り取り幅が狭いため、作業効率は直径が大きいものと比べ落ちます。低排気量の場合はこれが推奨されていて、刈る面積が少なく、細い草が多い場合に向いています。

刃が多きく重いので、草刈機への抵抗が大きくなります。作業効率が良く、高排気量の草刈機に標準装備されていることが多いので、広範囲で様々な草を刈るのに向いています。

刃数が少ないため、草刈機にかかる抵抗が少ない反面、草にあたったときの衝撃が刃数が多いものに比べて大きくなります。やわらかい草を刈る場合は一般的に刃数が少ないほうが良いとされています。

刃数が多いため、草刈機にかかる抵抗が大きい反面、草にあたったときの衝撃が少ないです。一般的に表面が固い草や雑木等を刈るのには刃数が多いほうが良いとされています。

※ 当表は参考であり、すべての草刈機に該当するとは限りません。詳細は草刈機個体の仕様表をご確認ください。

ナイロンカッターってなに?

草刈機の刈刃には「ナイロンカッター」または「ナイロンコード」と呼ばれている、金属ではない刃が存在しています。金属ではないのに草を刈れるの?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますが、上手に使えば、金属の刃より安全かつ効率的な作業が可能となります。

■ ナイロンカッターとは

様々な呼ばれ方をしていますが、一般的には草刈機の刈刃の部分に「ナイロンカッター」を取り付け、「ナイロンカッター」の刃として「ナイロンコード」をつけ、使用するものになります。草を切る、と言うよりは、粉砕・ちぎるといった感じで草を刈っていきます。また、粉砕・ちぎると言ったナイロンカッターの特性上、刃物でスパッと切るよりも、エンジン・モーターに負担がかかりやすいため、安定して使用するには高出力のパワーが要求されます。近年充電式草刈機のラインナップ増加に伴い、お手軽に草刈機が使用できるようになってきております。「刃物は怖い、ナイロンカッターを使用したいけど、どの草刈機に使えるの?」といったお声をいただく機会も増えております。ここではそんなナイロンカッターの特徴をご説明させていただきます。

・ メリットデメリット

メリット
  • 鋭利な金属刃と違い切るのではなく草を叩いて粉砕するので、固いものを砕くことがなく、万が一人体に触れても大けがにはなりにくい。また草刈機で最も多い事故原因となる※キックバックが起きない。
  • 固いものを粉砕しないので、障害物があってもある程度は気にせず作業ができる。
  • ナイロンカッターを地面に当てながら草刈りができるので、金属刃と違い、きれいな仕上がりになる。
  • 草を粉砕しているので、草の断面がまばらになり、金属刃で刈った時より、草の成長が遅い。
デメリット
  • 草を粉砕する形なので、金属刃と比較し切れ味は劣るので、固い草や背丈の高い草には向いていない。
  • 粉砕時に草刈機に高負荷がかかるため、ある程度のパワーがないと、非効率的になってしまう。
  • 粉砕時の細かい草や石の飛散が金属刃に比べると多いため、より自分と周囲の状況確認が必要。
  • 飛散物が多く汚れやすいため、メンテナンス(主に掃除)を怠ったり、使用方法を誤る(主にナイロンコードの出しすぎ)と、草刈機への負荷が高いため、草刈機本体の故障の原因になりやすい。

※回転する刃が石などにぶつかり、はじかれる現象です。草刈機でのキックバックによる事故には死亡例もあります。

・ 使用条件

上記でも説明したように、ナイロンカッターは草刈機への負担が大きいものになります。そのため、パワーが低く、少し硬い草を刈ったりする場合、回転が止まってしまうこともあり、そうなってしまうと非効率な作業となってしまいます。一般的には刃の回転数が、毎分6,000回転以上(排気量25cc以上程度のパワー)あれば効率的に作業ができるといわれております。ただ、現在は、切れ味が高く低排気量でも使いやすい特殊なナイロンコードがあったりするので、一概には言えません。自分の持っている、またはこれから買おうとしている草刈機と、ナイロンカッター、ナイロンコードの性能をみて、使用するのが一番良い選択と言えます。

■ ナイロンカッターとナイロンコードの種類

ナイロンカッターにも、ナイロンコードにも様々な種類があり、それぞれの草刈りの条件に合ったものを選ばなければなりません。ここでは、代表的なナイロンカッターとナイロンコードについて紹介致します。

・ ナイロンカッター

差し込み式

  • 草を短く刈れる
  • ランニングコストが高い

適当な長さのナイロンコードを差し込んで使うナイロンカッターです。ローター部分が薄く作れるので草を短く刈り込むことが出来ます。使い方が難しくなく、初めての方でも使いやすいタイプのナイロンカッターです。替えのコードが他より少しコストが高く、交換時も草刈機を停止する必要があるので、障害物が多く、コードの消耗が激しい場所には向いてません。

巻き込み式

  • 草を短く刈れる
  • 交換の時停止が必要

ナイロンカッターに、長いナイロンコードを巻きつけておき、ナイロンコードが減ってきたら草刈機を止め手動でナイロンココードを繰り出すタイプのナイロンカッターです。差し込み式同様、ローター部分を薄く作れるので草を短く刈りこむことができます。交換作業も覚えてしまえば簡単で、初心者の方からベテランの方まで幅広く人気があるタイプです。

セミオート式

  • 草刈機を停止せず作業可能
  • ナイロンコードに制限あり

ナイロンカッターに、長いナイロンコードを巻きつけておき、ナイロンコードが減ってきたら草刈機を止めずに、タップを地面に当てることでナイロンココードを繰り出すタイプのナイロンカッターです。草刈機を止めずにナイロンコードを新しくできるので、作業効率が上がります。構造上、巻き込み式と比較し重く、ナイロンコードの形状に制限があります。

フルオート式

  • 消耗を気にしなくていい
  • 故障しやすい

ナイロンカッターに、長いナイロンコードを巻きつけておき、ナイロンコードが減ってきたら、コードの繰り出しが自動で行われるタイプになります。一定の長さ以上のコードが出ないようになっているのでコードの出しすぎが起こりません。構造が複雑なため重く、他のナイロンカッターと比較すると故障しやすいです。高排気量の草刈機でのみ使用可能です。

・ ナイロンコード

丸型

耐久性が高く、一般的なナイロンコードで、どんなナイロンカッターにも使えます。

角型

丸型より若干耐久性が下がりますが、切れ味が上がったタイプです。丸型同様汎用性が高いです。

スパイラル型

螺旋状の紡糸成形で、騒音が少し抑えられています。住宅付近での作業に向いています。

ノコギリ型

ノコギリのような見た目をしており、切れ味や耐久性が上がったものですが、値段が高いです。

※ 当表は参考であり、すべての草刈機に該当するとは限りません。詳細は草刈機個体の仕様表をご確認ください。

初めてでも危なくないの?

草刈機を使うか悩んでいるとき、動力がついていて、鋭利な刃もついているので、誰しもが「危険」じゃないかを考えると思います。単刀直入に言えば、もちろん「危険」は伴います。ただし、草刈機にどんな危険性があるか理解し、事前に対策を行って草刈機を使用すれば、だれでも使える安全で効率的に草刈りを行えるとても便利な道具です。ここでは、どんな危険性があるか、対策はどんなものがあるのかをご紹介します。

※すべての事故内容、対策を網羅しているわけではありません。必ず各草刈機の使用方法を確認し、安全をご自身で確認してから作業を行ってください。

■ 事故内容

・接触・巻き込みによる事故

例1:刃の回転が止まったため、エンジンを切らずに確認したところ、刃が急に動き出し、指を切った。
例2:周りを確認せずに草刈りを始めてしまい、近くにいた人の足を切ってしまった。

・飛散物による事故

例1:草刈機を使用中、落ちていた2cmほどの針金が草刈機に巻き込まれ、勢いよく飛び、防護服を着用していなかったため、針金が胸に刺さった。
例2:草刈機の刃が障害物に接触し、破損した刃の破片が飛び、ゴーグルをしていなかったため眼球に刺さってしまった。

・キックバックによる事故

例1:草刈機の使用方法を守らず、刃の右側で固い木を切ろうとしてしまい、草刈機のコントロールを失い、近くで作業している人を傷つけた。
例2:草を刈っていたところ、大きい石にはじかれ、草刈機のコントロールを失い自分の足を切ってしまった。

■ 対策

上記のとおり、様々な事故が起きております。下記ルールを守るとともに、使用前に必ずご自身が使う草刈機の能力を理解したうえで、作業を開始してください。

1)ヘルメット、保護メガネや防振手袋など、保護具を必ず装着し、事前に機器の点検を行ってから作業しましょう。

2)作業をする前に小石や枝、硬い異物などを除去し、15m以内に人がいないか確認して作業をしましょう。

3)キックバックゾーンを理解し、障害物や地面などにぶつかって起きる刈刃の跳ね(キックバック)に注意しましょう。

4)刈刃に詰まった草や異物を取り除く際は、必ず機器を止めてから行いましょう。

5)作業者の家族や周囲の方は、作業者が安全対策をきちんと行っているか一緒に確認し、作業中も作業者に変わったことがないかを常に意識するようにしましょう。

使い方で草刈機を選ぶ

用途に沿った草刈機を利用することで、安全かつ効率的に作業が可能になります。ここでは、様々なシーンに合わせ、おすすめの草刈機を紹介しておりますので、自分の作業環境に最も近い環境をお選びください。

庭や道路脇などの背の低い草に
高さ40cm未満の柔らかな草・雑草、一般家庭・公園・畝道や小規模な農地での利用に向きます。
・排気量21cc以下/電圧14.4V
法面、畦道、用水路周りなど様々な草に
背丈ほどの草、笹にも対応。農業者などセミプロ〜プロ向き。
一般的なナイロンカッター適応クラス。専門職に対応した製品も。
・排気量23.1〜26cc/電圧36V
腰ほどの高さまで伸びてしまった草に
腰高の柔らかな草や茎の多少固い草まで幅広く対応。
一般家庭から農業用・緑地管理など幅広く活躍できます。
・排気量21.1〜23cc以下/電圧18V
背丈ほどの草や林業の下草刈りに
背丈ほどの草や笹、枝など。林業の下草刈りや地拵え。
プロ仕様で専門性が高く、丈夫でハイパワー。
・排気量26.1cc以上
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    • 排気量23.1〜26cc/電圧18V

    • 排気量26.1〜30cc/電圧36V

    • 排気量30.1cc以上

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