草刈機(刈払機)のメーカー別にみる特徴
農業器具の中でも歴史の長い草刈機には、メーカーそれぞれのノウハウが込められています。
今回は、草刈機メーカー3社と、それぞれの注目商品をご紹介します。
いずれも肩掛け式で2サイクルエンジン搭載の農業用本格仕様です。
株式会社丸山製作所
実に120年もの歴史を持つメーカーで、農業用機械、特に防除機や林業機械を得意としています。
中でも動力噴霧器は「噴霧器なら丸山」といわれるくらいの実績と信頼を誇るものばかり。
丸山製作所の草刈機の特徴
刈払機(草刈機)では家庭用からプロ用までをラインアップ。
強いパワーと軽快さを特徴とし、
未燃焼ガスを再循環させて排気ガス中の有害物質を削減する「リサーキュレーター方式ecoエンジン」等、
環境面での配慮もされています。
丸山製作所 草刈機
丸山製作所 草刈機 MB3610U 365092
排気量36ml 本体質量6.1kg 燃料タンク容量0.8L
丸山MBシリーズ草刈機の最上位機種で、謳い文句は「ハイパワー&高トルク36ccタイプ」。
「マジかるスタート」ではエンジン始動時のリコイルロープを引く力が従来の同社比1/3ですみます。
経済性にも注目、「ecoエンジン」の排気ガス再燃焼で燃費が大幅に向上しました。
おなじみの「草刈パワーベルト」は、メインベルトとサブベルトの組み合わせで負荷を分散させ、
6つのパッドが衝撃を吸収、無理なく姿勢をキープできます。
共立
戦後復興期に設立した屋外向けの作業機械と農業用の機械を販売する国内ブランドです。
生産・販売・サービスを一貫して行うことにより信頼を築いており、日本のトップブランドとして愛されています。
振動規制や排出ガス規制などの厳しい安全基準・環境基準をクリアした商品を世界中に提供しているのが特徴です。
共立の草刈機の特徴
軽量化・高出力化・低環境負荷といった課題に日々取り組んでいます。
パワフルで耐久性の高いプロモデルから
「軽さ」にこだわった軽量草刈機までラインナップが豊富です。
マキタ/ラビット/makita 2サイクル肩掛式草刈機
共立 草刈機 SRE3600UT
排気量40ml 本体質量6.4kg 燃料タンク容量1.1L
高耐久にこだわったSREシリーズのトップモデル。
軽い力でゆっくり引くだけでエンジンが簡単に始動できるiスタートを搭載しています。
非対象U字ハンドルなので、平地での作業範囲が広いです。
ハスクバーナ・ゼノア株式会社
単に「ゼノア」としておなじみの農林・造園機器メーカー。
現在のグローバル企業ハスクバーナ・ゼノアとしての設立は2007年とごく最近ですが、
前身の東京瓦斯電気工業としては1910年に創業です。
ゼノアの草刈機の特徴
ゼノアブランド全体の特徴として、どちらかというとプロ用のラインアップ。
草刈機はチェーンソー、ブロワー、ヘッジトリマーと並んで、同社4本柱のひとつ。
機能はもちろんのこと、環境配慮も万全。
独自の「ストラト・チャージドエンジン」技術によって、
2サイクルエンジンにおいては世界に先駆けて排ガス規制に適応しています。
ゼノア 農業向け(肩掛け)草刈機
ゼノア 草刈機 BC4410DW1-EZ
排気量41.5ml 本体質量7.6kg 燃料タンク容量0.94L
排気量44.5ccのゼノア最強モデル!
トリガーレバーは下刈作業で威力を発揮します。
豊富な2サイクル草刈機のラインアップ
いずれの草刈機も各メーカーの豊富な経験と実績をもとに工夫がこらされた逸品ばかり。
どれを選んでも間違いありません。
小型軽量化が特徴の2サイクルエンジンの草刈機ですが、
ボクらの農業ECではほかにもいろいろなメーカーの100種類以上のモデルをそろえています。
タフな使用のプロ用から軽量を活かした家庭用モデルまで、必ずご希望の草刈機が見つかるはず!
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